でも・・・・・・・・・・・・・


私が描くのは


役者さんが生気を吹き込んでくれるまでは


たった2時間しか生きられない


かりそめの


ただ紙の上をツラツラと走る


文字の羅列でしかない・・・・・・・・・






そう思うと


まるで自分が世界に取り残されたような


ちっぽけな存在に思えてくるから不思議だ





何が本当で


何が虚構なのか


何も信じられなくなった私は


この先、何年行きようとも


たとえ明日、土に還ろうが分らない気がする・・・・・・・・