ストリッパー物語

本日、ようやくと言っていいのか分かりませんが、長かった芝居が無事幕を下ろしました。
現代制作舎の35周年記念公演、昭和傑作戯曲選でございます。この記念公演は今回が第2弾なのですが、今回は『つかこうへい氏』の脚本を4作品連続で上演してしまおうかという企画だったのですが・・・本当に長かった。私は途中、違う事務所からの依頼で別場所にて演出をしていましたので、本当に一ヶ月付きっきりだったわけではないのですが、一月同じ小屋に通うというのも、それだけで大変な作業のように思われます。商業芝居はもっと長い現場が沢山ありますので、こんなこと書くのはどうかと思うのですが、何しろ1週間ごとに演目が変わるので、その度に仕込み(といっても簡単なものですが)やら、場当たりやらゲネやらやらなくてはいけないので、その点は一つの芝居を長く回すよりは大変なんではないかと思う今日この頃です。でも飽きないから、それだけは救いでした・・・そして打ち上げが全体のも含め5回ありましたし。
いや〜、しかしこの一月は飲んだ、もう一生分飲んだって感じですね。そりゃギャラもなくなるわけだ。しっかり働かなきゃ!!
しかし喜ばしいことに、不肖佐藤秀一ごときめにお仕事を下さる奇特な方も世の中にはいらっしゃいまして・・・8月、9月と立て続けに2本芝居の仕事が入りました。
まぁそんなこんなの一ヶ月でしたが、ここに改めてこの芝居に関わった方たちにお礼を申し上げます。
「本当にありがとうございました!!!!!」
そして、これからもよろしくお願いします。

  • ちなみに我らが3LDK(http://3ldk.luck.jp/)の方も宜しくお願い致します。

   是非一度、気軽に遊びに来て頂ければ幸いでございます。

あっ、ストリッパー物語について何も書いてない。
え〜とこれも良い作品なんですよ〜、ちょっと難解な作品ではあるんですが。それを4作品の中で一番平均年齢が低い座組みで、よくやったと思います。手前味噌な感じになってしまいますが、本当に頑張っていました。頑張りゃ良いというのは結果だけが求められるプロの世界では失格かもしれませんが、今回の公演は劇団主宰の公演ではないので、役者さんが自分を売り出す場として考えれば成功だったのではないでしょうか?
細かいところを挙げてゆくとキリがないので、本日はここらへんで。