救命病棟24時 第11回
- 「命と希望が蘇る街へ!」
<キャスト>
進藤一生 ……… 江口洋介 小島 楓 ……… 松嶋菜々子
黒木春正 ……… 香川照之 磯部 望 ……… 京野ことみ
河野和也 ……… 小栗 旬 佐倉亮太 ……… 大泉 洋
河野純介 ……… 川岡大次郎 大友葉月 ……… MEGUMI
日比谷学 ……… 小市慢太郎 河原崎美江子 … 深浦加奈子
須藤昌代 ……… 鷲尾真知子 寺泉香織 ……… 渡辺典子
河野敬子 ……… 山口美也子 加賀裕樹 ……… 石黒 賢(特別出演)
河野定雄 ……… 平田 満 寺泉隼人 ……… 仲村トオル
<スタッフ>
企画 …………… 和田 行 プロデュース …… 中島久美子・増本 淳
脚本 …………… 福田 靖 演出 ……………… 若松節朗・水田成英・西谷 弘
音楽 …………… 佐橋俊彦 主題歌 …………… 『何度でも』DREAMS COME TRUE
制作 …………… フジテレビ
<ストーリー>
さて、いよいよ最終回となりました今回の救命病棟24時!!
ラストにはどのような感動と満足感を与えてくれるのだろうと、ビール片手に楽しみにしておりました^^
先週は大地震という大規模災害の前では集団食中毒程度ではインパクトに欠けるのではないか?などと書きましたが、そこのところは救命病棟!上手いことストーリーをコントロールして盛り上げてきました。
スタッフの集団食中毒により極限にまで人手が足りなくなる病棟、それは22時間労働という壮絶なものでした。おまけに災害時ということで他からの応援も期待できない・・・そんな応援が来るかどうかも分からない状況で、ただただ時間だけが過ぎてゆき、スタッフの状況は壮絶を極めてゆく。ここら辺の上手さというか巧さを見せられると、Ⅲまでシリーズが続いてきたという底力みたいなものを感じさせられます。
その中で生死を彷徨う子供、他人のために一刻も早く仕事に戻ろうと無理なリハビリをする男性、そして死んでゆく者。それらの本筋との絡ませ方がまた巧みというか、うまいなぁ〜と感心させられます。
しかしながら進藤先生と楓先生はだけは、そんな状況でも清々しいというか逞しく美しい!?
諦めかけていたスタッフを元気付けようと、阪神大震災の復興写真を手に入れてくる進藤・・・それだけで人々の心がそんなにも動かされるものか?と疑問にも思いましたが、神戸・新潟といった本当に被災という経験をした人には分かるんでしょうね。ドラマでも言っていましたが、人間の心は風化します。そういうふうに出来ています。生活や日常や忙しさにかまけて忘れていたものを思い出させるためのメッセージなのでしょうね、あの写真は。
しかし子供の絵は卑怯だなぁ〜 あれやられたら嫌でも感動しますよ^^ それをまた後から上手いこと使ってるし!
そしてお決まりの2年後・・・そこに進藤の姿はなかった。
少し寂しいような気がしますが、きっと今回はこれでいいのでしょう。私的にはⅡまでのように進藤をもっとクローズアップしてストーリーを進めていく方が好きですが、今回はこういう流れが正当というか合っているのでしょう。
しかしラストに主題化が流れるシーン、あそこだけは納得がいきません!! あそこは左パーンではなくて右パーンでしょう〜、左からいったら進藤という名前が画よりも先に見えてしまって視聴者は先読みしてしまいますよぉ。
と色々書きましたが、今回も非常にクオリティの高い良い作品でした^^
最後に・・・今までのシリーズは12回というクールでしたが今回は11回なんだぁと思っていたらあなた、来週はアナザーストーリーですって、楽しみです♪
- ちなみに我らが3LDK(http://3ldk.luck.jp/)の方も宜しくお願い致します。
是非一度、気軽に遊びに来て頂ければ幸いでございます。