救命病棟24時 第10回

  • 「命の終わりを看取るとき」


<キャスト>
進藤一生 ……… 江口洋介       小島 楓 ……… 松嶋菜々子
黒木春正 ……… 香川照之       磯部 望 ……… 京野ことみ
河野和也 ……… 小栗 旬        佐倉亮太 ……… 大泉 洋
河野純介 ……… 川岡大次郎      大友葉月 ……… MEGUMI
日比谷学 ……… 小市慢太郎      河原崎美江子 … 深浦加奈子
須藤昌代 ……… 鷲尾真知子      寺泉香織 ……… 渡辺典子
河野敬子 ……… 山口美也子      加賀裕樹 ……… 石黒 賢(特別出演)
河野定雄 ……… 平田 満        寺泉隼人 ……… 仲村トオル
<スタッフ>
企画 …………… 和田 行     プロデュース …… 中島久美子・増本 淳
脚本 …………… 福田 靖     演出 ……………… 若松節朗水田成英・西谷 弘
音楽 …………… 佐橋俊彦    主題歌 …………… 『何度でも』DREAMS COME TRUE
制作 …………… フジテレビ


<ストーリー>
さて、大規模災害時の救命救急という壮大な規模で始まった今回のシリーズですが、はてさてどうやってストーリーを収拾つけるのでしょうか?
漠然とした感想なのですが、やはり楓(松嶋さん)が強くありすぎるような気がします。婚約者の死というストーリーを付け加えるのであれば、もう少し後半にすべきではなかったのでしょうか?
今回取り上げたテーマ?・・・父と子、子供たちから見た死とその認識。
子供たちはICUという場所で沢山の死と出会い、感じ、そして成長していく・・・こいった流れは別に大規模災害という設定でなくともできたのでは?と考えてしまいました。これはちょっと嫌らしい考え方でしょうが、それぐらいこのドラマには期待している人たちが沢山いたということではないでしょうか。
河野(兄)と河野(弟)のやりとりがイマイチな感じでしたねぇ。大規模災害、その時その人たちは? ということで色々な人にスポットを浴びせ背景を濃くしドラマに厚みを出そうということなのかもしれませんが、それにしては弱い、弱いなぁ。
そのせいかどうか分かりませんが、今回のシリーズ少々進藤先生(江口さん)の影が薄いのではないかという印象を受けました。そしてせっかく復帰した松嶋さんとの絡みも少ないような・・・
癌で死に行く父。死ぬのは怖くないと言っていた父が「人間とは欲が深いものだ〜省略〜時間が欲しい」と本音を語る。ここら辺の表現は流石というところでしょう、グッとっきました!!
しかしその脇で子供たちに絵本を読んで聞かせる寺泉(仲村さん)・・・「走れメロス」はないでしょう^^
そして最後は恒例となった大規模アクシデント。しかしこの災害時ではちょっとインパクトに欠けます。
さて、これからラストに向けどうなってゆくのでしょう?

  • ちなみに我らが3LDK(http://3ldk.luck.jp/)の方も宜しくお願い致します。

   是非一度、気軽に遊びに来て頂ければ幸いでございます。