ラストクリスマス 第05回

shu_chan20002004-11-08

  • 「輝くキス」

<キャスト>
春木健次(36)  … 織田裕二
青井由季(24)  … 矢田亜希子     
日垣直哉(26)  … 玉木宏
葉山達平(23)  … 森山未來
藤澤律子(26)  … 片瀬那奈
高瀬彩香(23)  … MEGUMI     
須藤恭子(22)  … 田丸麻紀
本山美樹(26)  … 坂下千里子
塚本信輔(25)  … 坂本雄吾     
柴田幸子(34)  … りょう     
白河仁美(33)  … 桜井幸子(特別出演)     
新谷伍郎(36)  … 伊原剛志
春木貴子(62)  … 加賀まりこ
澤口孝太郎(62) … 児玉清
<スタッフ>
脚  本・・・・・・・・・・・坂元裕二
演  出・・・・・・・・・・・村上正典
音  楽・・・・・・・・・・・菅野祐悟
制  作・・・・・・・・・・・フジテレビ
制作協力・・・・・・・・・ 共同テレビ


<ストーリー>
先週の予告を見て次は社員旅行か?などと思ったんですが、そうじゃなかったですねぇ。イベントのセールスプロモーションの下見だそうです。でも、浴衣で騒いでる姿を見ると社員旅行みたいですよね^^
しかし、先週まであれだけ騒ぎを起こしていた幸子(りょう)はアッサリしたもんでしたねぇ、喉元過ぎればなんとやら(ちょっと違うか?)女性は切り替えが早いですね。でもこれも男性側の一方的な偏見ですかな?
先週のラストで距離感が縮まったというか微妙な関係になった二人(健次と青井)。
健次は幸せになった幸子から「健兄って由季(青井)ちゃんのこと好きなんじゃないの?」などと言われてしまい、加えて青井まで健次のことを少々気にしている様子。そんな二人はお互いの微妙な関係に慣れず、というか素直になれず喧嘩するほど仲がいいみたいな関係に収まっていました。
仕事終わりに宿泊先の宴会場で「どの部屋集まって怖い話する? やっぱ女子の部屋か?」などという新谷。最近そういう新谷のキャラクターがコテコテのドラマの清涼剤のように感じてきました。不思議なものですねぇ♪
律子に指輪を渡しプロポーズをする日垣。しかし、いやにも問題ありそうな律子の表情・・・っていうか気づけよ日垣って感じですけど、まだまだこれから本筋に関わってきそうな二人ですねぇ。
新谷に近づこうとして塚本に協力を求める綾香。綾香のことをいつのまにか好きになってしまっている塚本、分かりやすくていいですねぇ。
浴衣で卓球をする健次と青井。「あなたのおかげで私は変わることが出来ました。」みたいなことを言う青井。ここら辺から見ても、青井にとって健次は特別な存在なんだろうなぁってことが分かりましたね。青井が夢を語るのを「うん、うん」と言って静かに聞いている健次。二人はいい関係ですねぇ。
傍から見るとイイ雰囲気なのに、お互い素直になれない二人。
オーロラの約束とか引っ越してきていいことがあったとか、この後に続く伏線もたくさんで、いいシーンでした。
卓球のことをピンポンと言ってしまう健次のキャラもかわいくていいですねぇ。
そしていよいよ話に絡んできた仁美(桜井幸子)。


しかしそんな全てが順調にいっているかに思えたある日・・・
青井を中傷した怪文書が会社中にバラ撒かれる。
健次は青井のことをかばうが、会社にいられなくなるような状況に追い込まれてしまう青井。
会社の玄関ホールでヒールの踵が折れ倒れてしまう青井。ありきたりのミエミエの演出ですが、それを庇う健次といい、私には構わないでという青井も哀愁漂っていて話が盛り上がります。
社長に弁明しても会社に残れと言う健次、辞めると言う青井。
すれ違う二人だが、健次は「俺がお前を守る!」といってまで青井を引き止めようとする。今までの二人の思い出を切々と語り「お前が来て楽しかった、元気が出た、だからいなくなってほしくない、お前がいなくなると俺が困る、なにがあってもお前は俺が守るから。」その言葉は、まるで愛の告白のようであった。
しかしそれでも首を縦に振らない青井。「あたしだって悔しいよ、悔しいに決まってんでしょ? でもあたしが悔しいのは春木さん(健次)を裏切ってしまったこと。」そういい残して健次の部屋を後にする青井。
健次と溝口(児玉清)が二人でお茶をしているシーン。そこで溝口が青井がOLになった理由を話す。「大きな会社なら、あたしがいなくなった後もすぐ変わりの人が見つかるから。・・・彼女がいなくなるっていう意味、お分かりになるでしょ?」ここら辺からも青井の病気の伏線が見え隠れして、効果的ですねぇ。
健次は新谷に自分の辞表を提出し、青井の弁明をする。
その事実を新谷から告げられる青井。新谷は青井の辞表を破り捨て、これからも自分の秘書を続けるよう告げる。
新谷「健次はさ、こんなこと言ってたよ。」
健次「俺さ、青井に教えてやりたいんだ。あいつの代わりなんかどこにもいないってこと。あいつがいなくなったら困る人間がいるってこと。」


新谷のマンションに向かう綾香、それを止めようとする塚本。
「俺が好きなのはあんただ。」
そう言って告白する塚本、しかし「あたしと付き合うにはあんたの年収じゃ桁が一つ違う。」そう言って去ってゆく綾香。
場面が変わり日垣と律子。律子の元に一通のエアメールが届く・・・これからの伏線ですなぁ。
再び場面が変わりマンション前。青井の部屋のドアノブに紙袋がかかっている。その中には以前青井が壊したハイヒールが修復された形で入っていた。それは健次から青井への無言の激励であったのでしょう。
出張に出てしまった健次に連絡を取ろうとする青井、しかし青井の携帯には健次の番号は登録されていなかった。そこで幸子に連絡をし健次の連絡先を聞きだそうとする青井なのだが、そのとき幸子がいた場所は・・・。
健次の母に健次が今日誕生日だということを聞かされた青井は、母が編んだ手編みのマフラーを持って幸子から車を借り、健次の元へと向かう。
その青井の運転なのだが・・・元ヤンという設定になっているけど、スタントだろうけど、青井(矢田亜希子)がそんな華麗なドライビングテクニックしてたら怖いよ!
健次の元へ向かう青井を応援しようと、ラジオの生番組でエールを送る幸子。そのコメントもそうですが・・・幸子、先週から自分の番組私的に流用しすぎ!^^!


ようやく会うことができた青井と健次。
青井が持ってきたマフラーを青井にかけてやる健次。
「あたしたち、あんまり近くにいたから携帯の番号さえも知らなかったんですね。」と青井。
青井「好きになってくれてありがとう、わたしも・・・」
健次「ちょっと待った、俺言ってないから。」
青井「信じられない!」キレる青井。
その時、以前塚本が綾香のために用意したイルミネーションが光る。(ありえね〜)
健次「二人でオーロラ見に行こう。」
イルミネーションの下でキスをする二人。


ありえね〜、くさすぎ、とかなんとか色々思いましたが・・・きっとトレンディードラマって(トレンディに限らず)、シンデレラの話みたいなもんなんだぁと気づきました。現実にはありえない話を夢のように語る、夢を与える商売なんだなぁって、きっと。
だから、ありえなさすぎでいいんでしょうね^^
二人のキスシーンもけっこう良かったです。
最終の予告も盛り上がって、かなり楽しみです!!

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