ラストクリスマス 第04回

shu_chan20002004-11-01

  • 幸せの絆」

<キャスト>
春木健次(36)  … 織田裕二
青井由季(24)  … 矢田亜希子     
日垣直哉(26)  … 玉木 宏
葉山達平(23)  … 森山未來
藤澤律子(26)  … 片瀬那奈
高瀬彩香(23)  … MEGUMI     
須藤恭子(22)  … 田丸麻紀
本山美樹(26)  … 坂下千里子
塚本信輔(25)  … 坂本雄吾     
柴田幸子(34)  … りょう     
白河仁美(33)  … 桜井幸子(特別出演)     
新谷伍郎(36)  … 伊原剛志
春木貴子(62)  … 加賀まりこ
澤口孝太郎(62) … 児玉 清
<スタッフ>
脚  本・・・・・・・・・・・坂元裕二
演  出・・・・・・・・・・・村上正典
音  楽・・・・・・・・・・・菅野祐悟
制  作・・・・・・・・・・・フジテレビ
制作協力・・・・・・・・・ 共同テレビ


前回のラスト、新谷が幸子の旦那に健次と間違えられて殴られるシーン。今回はその続きから始まるのかなぁと思ったのですが、やはり後日談から始まりましたね。まぁ、新谷は都合のいいキャラだから覚えてないぐらいが丁度いいのかもしれませんね。
しかし幸子の旦那のキャラはいいですねぇ、健次と青井がつい夫婦のフリをしてしまうというところが後々になっても良い伏線になっていて、心地よかったです。
サリーこと幸子が旦那がいるということを隠していた割には、健次に対しての態度がちょっと軽いかなぁと思われました、最初は。まぁ、よく分かりませんが女性は、といいますか人間は得てして自分の都合のいいように物事を考えるものかもしれませんね。


健次と青井が二人で会社の備品を整理してるシーン。健次が自分の好きなスーキー選手のことを話すんですが、のちのちこれが伏線になってくるだろうと考えていましたら、やっぱそうでしたね。


塚本と青井が世間話をしているシーンなのですが、やけに青井があっさりしているなぁと感じました。本当にキッパリ割り切ったのか、それともそれほど思ってなかったのか、それとも健次の存在が青井をそうさせたのか?
塚本と律子のシーン・・・やはりまだまだ二人の間は落ちつかなそうですね。前回のレビューでも書きましたが、これからも青井と関係してきそうです。


幸子と旦那のケンカの理由、案外他愛もないことだなぁと思いましたが、ラストまで観たら納得させられました。まぁ実際そうじゃないと幸子の態度が軽すぎますもんね。
幸子の旦那の前で夫婦のふりをしている健次と青井。旦那に突っ込まれてキスをしようとする所があるんですが・・・その矢田さんの姿がちょっと可愛かった^^


健次のところから帰らないという幸子、だったら俺も帰らないという旦那。結局幸子も旦那も泊まることになるのですが、そこで健次の社員章を見つけてしまい旦那には健次の正体がばれてしまう。しかし、ちょっと早くないか?とも思いましたが、幸子の話をこの後も引っ張らないと分かりましたので、それなら致し方ないかと納得しました。それにしても「もし自分と幸子が駄目になったら、幸子のことをよろしくお願いします」と健次に言う幸子の旦那。納得早すぎだろとも思いましたが、まぁ人柄を表現するにはありか?


ここで健次の元彼女の仁美(桜井幸子)が現実の時間軸では初登場! これから絡んできそうで楽しみです。


幸子のために夕食の鍋の材料を買う健次、それに付き合う青井。「蟹の入ってない鍋は鍋じゃないナヘだ!」という青井、このシツコイ所もカワイイ。それが後々まで続くからいいのかな? 可愛く見えるようつくってあるんでしょうね、きっと。


幸子のラジオ番組にポチという自分たちの犬の名前を使ってメールを送る旦那。幸子がそのメールを読むところから二人の回想になるんですが、伝票が風に飛ばされて隣に座っていた老人のテーブルに落ちてしまう。その老人が「これも何かの縁だ、ここは私にご馳走させて下さい。」と言うのですが、そのあと運命とか奇跡とか言ってますが、ありえないだろ〜と思ったんです。でもそこまではイイ話ぐらいで片付けられたんです。しかしそのメールに感動した幸子がリクエスト曲がないということで「電話で聞いてみましょう」と言って旦那の携帯に電話をかけるんです、それも生本番中に! 誰か止めろよスタッフ〜とか思いましたね。でもそれがドラマの醍醐味、わたしの書く話も「現実じゃありえないだろ〜」とよく言われます。だがしかし、そういうのがないとドラマじゃなくなるんですよね。時にはちょっとぐらい強引な方が辻褄が合ってないほうがドラマは盛り上がるんです、全てに理論付けて会話を作っていったんじゃ面白くない。現実だってそうじゃありません? 思いのまま何言ってるか分からないことを話してることってありません? 理路整然とした会話より、そういうのが効果的だったりすることってあるんですよね〜^^
幸子の芝居が良かったから、本当に好きなのは旦那なんだなぁと納得させられました。まぁ、ストーリー上ギリギリのラインでしたけどね。


その後、部屋で食べる人がいなくなった鍋を見てちょっと寂しそうな健次。健次が声をかけると即飛んでくる青井、ここら辺がカワイイ作りなんですね。
青井のセリフで「恋愛はスキーのレースじゃないから、転んだ人に手を差し伸べる人がいてもいいでしょ?」というのがあるんです。なにげないセリフなんですが、わたしはこういうのけっこう好きなんです。
その青井が健次の部屋に入ってくるとき、ドアを開けっ放しでドア近くに座ったので「閉めろよ〜」とか思ったのですが、すぐその後伏線で使うと理解しました。ドアの青井側に張ってある地図、それを使ったんです。
そのドアについて一つ発見、なぜか健次側と青井側の両方に開くんです! わたしの勘違いかな?


そろそろ新谷に本気になろうかという綾香、それを「止めた方がいいんじゃないか」と塚本。自分でも分からないけどそんな言葉が出てしまった的な表現が、ありきたりといえばありきたりですが、いいですね。


風邪を引き倒れる青井。青井の病気のことをそれとなく知っている健次は過剰なまでに青井の心配をする。でも、ガンって再発がとても怖いからそこを伏線に持ってくるというのもうなずけます。ドラマ的には弱いかとも思ったんですが初めは、でもこのドラマにはそれぐらいが丁度いいのかもしれません。
青井の検査の結果を聞き安心して涙を流す健次、それを見た青井は少しだけ心を開き健次の胸にもたれかかり「なんかいいね。こんな風にさ、寄りかかる場所貸してくれる人が近くにいるのって、なんかいいね。」と言う。
これで二人の距離がグッと近くなった気がします。
その距離が新しく登場した人物によってどう変化していくか、第04回も楽しみです。


予告を見て思ったんですが、次回は社員旅行みたいです。「東京ラブストーリー」にもあったんですよねぇ、社員旅行の回が^^

  • ちなみに我らが3LDK(http://3ldk.luck.jp/)の方も宜しくお願い致します。            是非一度、気軽に遊びに来て頂ければ幸いでございます。