映画 「下妻物語」

shu_chan20002004-10-30


<キャスト>
竜ヶ崎 桃子・・・・・・深田恭子
桃子の父・・・・・・・・宮迫博之
一角獣の龍二・・・・阿部サダヲ
亜樹美・・・・・・・・・・小池栄子
八百屋の若旦那 ・荒川良々
組の兄貴分・・・・・・本田博太郎
白百合イチゴ・・・・・土屋アンナ
桃子の母・・・・・・・・篠原涼子
社長・・・・・・・・・・・・岡田義徳
ミコ・・・・・・・・・・・・・矢沢心
パチンコ屋店長・・・生瀬勝久
桃子の祖母・・・・・・樹木希林


<スタッフ>
脚本・監督・・・・・・・・中島 哲也
原 作・・・・・・・・・・・・嶽本 野ばら
          (小学館刊「下妻物語」より)
音 楽・・・・・:・・・・・・菅野よう子
          (サントラ盤:DefSTAR RECORDS
キャラクターデザイン・小暮真位子


<ストーリー>
まもなくDVDがリリースされるということで、時期が遅いですがレビューしちゃいます^^
まず映画館で観た感想を一言で・・・
「いや〜、久々に手放しで楽しめる映画だった。」
というぐらい面白い作品でした。
もうはっきり言って非の打ち所のないぐらい面白かった。
まず設定がいいんです。
茨城県下妻という、およそ映画の舞台にならなそうな場所。
そしてロリータ主義の主人公桃子深田恭子)と、決して接点がなさそうなヤンキーのイチゴ土屋アンナ)。この二人が奇妙な出会いを経て親友になってゆくという奇妙奇天烈なストーリー。
またその出会いの部分も面白いんだこれが。
そして脇を固める役者の方々も粒ぞろい!
それだけでも凄いことなのに、やはり映画の筋といいますか柱になる脚本、監督がまた素晴しいんです。
冒頭の部分が桃子の事故のシーンから始まるのですが、その演出の仕方もカメラ割りも素敵なんです。一つの絵を見ているみたいだぁという感想でした。きっとこの監督は綺麗な画をとるのが上手いんでしょうね。
そこで時間が遡るんですが、正直ありがちな演出だなぁと思ったんです、最初は。
ところがどっこい、予想に反して遡る遡る^^
仕舞には中世ヨーロッパまで遡りました、なぜか下妻からヨーロッパまで♪
でも良い所に目を付けたもんです、ヤンキーなんて。
わたしの故郷も(茨城県内ではないのです)比較的下妻に近く景観なども似ていて暴走族やヤンキーなども名産にして売ってやりたいぐらい沢山いる地域なんです。
ですから、その背景なども忠実かつディフォルメしてコミカルに描いているというのが分かります。
桃子とイチゴ、お互いに異なる生活環境を持つ二人の距離が徐々に縮まっていくというストーリーが本筋なんですが、それ以外にも楽しめる要素が満載です。
これ以上書くと楽しみが減ってしまいますので止めに致しますが、是非一度ご覧頂きたいと思います。
私、制作側とは全く関係ないのですが、これはオススメの一本です!!

  • ちなみに我らが3LDK(http://3ldk.luck.jp/)の方も宜しくお願い致します。            是非一度、気軽に遊びに来て頂ければ幸いでございます。