夫婦。 第02回

shu_chan20002004-10-17

  • 「愛してるって言ってほしい」

<キャスト>
山口太一・・・・田村正和
山口華・・・・・・黒木瞳
山口菜穂・・・・加藤あい
山口順・・・・・・塚本高史
敏江・・・・・・・・深浦加奈子
照代・・・・・・・・今井陽子
梶川由香里・・青木麻由子
田之上静香・・西田尚美
元木慎吾・・・・大森南朋
待田幸子・・・・羽田美智子
<スタッフ>
製 作・・・・・・・TBS
制 作・・・・・・・TBSテレビ
脚 本・・・・・・・遊川和彦
主 題 歌・・・・「あなたが好きで」森山良子
演 出・・・・・清弘誠、高成麻畝子
プロデューサー・八木康夫


<ストーリー>
太一(田村正和)のもとに幸子(羽田美智子)から電話が。そして数日後、太一は「ランチでも?」と幸子を呼び出した。

  • ストーリーの関係上、かなりウキウキの田村さんだが、やはり若い女性に好意を持たれると年甲斐もなく浮かれてしまうものだろうか? そんな経験もない私には追って知るべしといったところでしょうか?

菜穂は今日も慎吾とデート中。結婚後の夢と理想を熱々と語る菜穂。そしてそんな菜穂に振り回されている感じの慎吾(大森南朋)だった。

  • しかし、気の弱いキャラクターを上手く演じていらしゃる大森さん、このあとどう豹変(成長)していくのかが楽しみですね〜。

一方、順は、好意を寄せている静香(西田尚美)と酒を飲みにいく。帰り道、将来への不安を話す順に、静香は「あんたなら大丈夫だよ」といきなりキスをしてしまう。

  • でも突然のキスより、静香が思わず年齢を偽って?しまう部分の方が面白かったな〜、このあとどう展開していくか楽しみですしね。

太一は幸子のアドバイス通り華に「愛してる」の一言を言おうと、華の好物の蟹を買ってきたり、自分の商品をプレゼントしたり…と、いろんな方法でなんとかタイミングを計ろうとするがなかなかそのチャンスが訪れない。

  • この田村さんと黒木さんのシーンは田村さんの芝居の巧みさもあり、見ているこっちが恥ずかしいような気持ちにさせられましたね。なんだか、田村さんがカワイク見えました。

翌日、太一は菜穂と話をするため、幸子の勤めるオフィスのラウンジで待ち合わせを。二人で話をしていると華と慎吾も現れた。話の流れで「結婚には反対だ」と言う太一に、「とりあえず式はキャンセルしよう」と言い出す慎吾。そんな二人に「みんな大嫌い!」と菜穂はその場を飛び出していった。追いかけた幸子は菜穂にやさしく声をかける。そんな幸子に菜穂は「私が結婚したかったのはパパとママみたいな夫婦になりたかったから」と涙ながらに告白。その様子を慎吾、そして太一と華が複雑な気持ちで見つめていた。

  • このシーンはいいなぁと思わせられたのですが、それがあっという間に裏切られるとは・・・

その夜、太一は改めて「愛してる」と言おうと寝室でひとり練習をしていた。だが華が入ってくると、やはりその一言がどうしても言い出せない。何も知らない華はベッドに寝てしまう。焦った太一は華に話し掛け、話の勢いでようやく「愛してる」と言えた!

  • しかしまぁ、なんとも最悪の伝え方になってしまいましたね〜、あまりの気まずさに思わず画面から目を背けてしまいました。そして華の「初めてあなたと結婚したことを後悔しました」というセリフ・・・こりゃ効きますねぇ。重みのあるいいセリフです。

数日後、ピアチェーレブライダルでは太一が菜穂たちの結婚式の契約書にサインをしていた。 その様子を見ながら、先日菜穂が言っていた言葉を持ち出し、「ああいう夫婦になれるように頑張ろうね!」という慎吾。そんな慎吾に菜穂は「ああいえば許してくれると思ったの。ほんとに思ってるわけないじゃない」とあっけらかんと本心を告白する。

  • ちょっとクサイシーンではあったけど菜穂が「理想の夫婦はパパとママだ〜」というところはとても好きで信じてしまっただけに、やられたなぁと遊川さんの脚本にただただ感心してしまいました。

前回もそうだったのですが、作品のラストに田村さんが過去を振り返る形式で「まさかこんなことになろうとは〜」みたいなことを言うのですが、あれは視聴者の感心を引くためなのでしょうが、 私はあまり好きじゃないなぁと。最終回にまた上手い形で騙されてみたい気持ちです。
それにしても田村さん、どう見てもジャパネットたかたの高田社長には見えないなぁ・・・

  • ちなみに我らが3LDK(http://3ldk.luck.jp/)の方も宜しくお願い致します。            是非一度、気軽に遊びに来て頂ければ幸いでございます。