都知事選を終えて

*1392054825*都知事選を終えて


とあるリンク先から『池田信夫』という低俗な経済学者?経済評論家?のブログを読んだので、そのことについて2〜3書きたい。


タイトルは『もう「原発こわい祭」は終わりにしよう』だったか。
タイトルだけでも嫌気がするが、読まないでコメントするのはフェアじではないので読んでみた。


まず、言いたいことは理解できる。
原理主義者のようにハナっから否定するのはいけないので、なるべくフラットな状態で考えてみたからだ。
その上で、この人の言っていることが間違っていると断言できる。
※一つ一つの細かいツッコミは省きます。


一番大きな問題は、この人が経済の部分からしかアプローチ出来ていないということだ。
経済の人間だから当たり前だろ!
原発問題に関して、そのツッコミは違う。
もっと多方面から、その存在の是非を問わなければならない。
官僚も、議員も、大勢の学者も、たいがい経済の面の利点欠点しか問わない。
それではダメだ。


もしかしたら幸福論まで考えなければ、原発の有り無しは決まらないのかもしれない。
日本は明日食べるご飯に困るといった状況にある方は少ない(発展途上国に比べ)。
下を見ればキリもないし上を見てもキリもないが、どこまで楽と金銭による幸福を追い求めるのか?
果てはないのではないか??
そもそも一定の基準がない、個々の価値観による「幸福」という感情や状況を、金銭という基準で推し量れるものなのか???


3/11
日本全体が一度その「幸福」について考えたはずなのだが・・・。
でなければ、亡くなった方、大切な方や場所を失った方が報われない。
今は喉元が過ぎて熱さをスッカリ忘れてしまっている。
あの時、冷たくなったオニギリを分け合った想いはどこに行ったのか?
まぁ分け合ったのは東京の人間ではないが。