八ッ場(やんば)ダム



政権交代からこっち、アホな大臣の暴言のせいもあり、

このダム、そして長野原のことが話題だ。





今年の初めにダムにを扱った芝居を作った。

父の死や、出会いと別れ・・・・・

私にとって本当に思いで深い芝居だった。





私はこの芝居にあたって、3度取材に行った。

友人と

1人で

仲間で

そして色々見聞きした。






それでも足りなかったと思う。

否、何度足を運んでも理解は出来ないのかもしれない。

察することは出来たとしても。

時間と思いは別物であるから。








そんな私でも語ろうと思えば何日でもいけるであろう。

だから多くは文字にしないことにしようと思った。

作家としては無能なのかもしれないが、

出来上がった芝居が全てで、言葉は言い訳にならないのと同じ様に、

この問題も、それぞれ受け取る人のモノだろうと思うから。








ただ1つ思うのは。

一方的な報道や、世の流れ、大多数の意見に惑わされないで欲しいということ。

自らの目で見て、耳で聞いて、それを信じて欲しいと言うこと。

己の意見をマイノリティだと恐れずに知って欲しい。

そう思うばかりであります。