日本有数の狭山茶取扱い会社が売上低下で倒産



http://rocketnews24.com/2011/10/03/136391/
↑サイトからの転写



10月3日の読売新聞によると――
日本でもトップクラスの狭山茶を販売している会社『橋本園』が、個人消費の売り上げ不調に追い打ちをかける形で福島原発事故の影響により、5億円の負債を抱え倒産したと報じられた。


もちろん東京電力のせいだけではないだろうが、こうやって各地方の生産物の買い控えに繋がる事故を起こし、結果的に中小企業を倒産させることとなった。




「なぜ東電が潰れずに一般企業が潰れて行くの?」
「大きな会社が潰れると社会的な影響が大きいから?」
「じゃ影響の小さい会社はいいの?」
「小さいとこは保証はないの?」
「大を生かすために小を殺すの?」
「責任のある方は救われて、責任がない方は救われないの?」
「仕方がないの?」




確かに以前狭山茶から暫定規制値を超えるセシウムが検出された報道もあったので、中小企業にとっては致命的な一打となってしまったのだろう。


経済を回すために原子力発電所が必要という声も東京電力をはじめ一部からあるが、このようにまともな保障も受けられず、地元で細々と経営していた企業が倒産してしまう恐れのある施設があって良いのだろうか?


橋本園だけでなく、東北の農家なども少なからず打撃を受けているはずだ。もちろん報じられないところで潰れてしまった企業も少なくないだろう。原発の是非についても問われるところであるが、東電には明確な被害額が分からない企業の保障についても、より深く考えて頂きたいものである。