悪人が

悪人が書けない。



人間誰しも良いところがあると信じているから

いたいから



違うかもしれない。



怖いから。

人に嫌われるのが怖いから。

だから本音も言えないし、ワガママも言えない、怖いから。

いつも「優しさ」という都合のいいベールを被せ、都合よく良い人を演じている。






特徴のない私は昔からよく「いいひと」という評価を受けた。

正直、嫌いだった。

しかし、それしか比喩する単語がみつからない自分が悪いと諦めもした。

近年は「特別な優しさ」もあると信じた。

今はその「特別な優しさ」なるモノが存在するのか、存在価値があるのか疑問だが・・・・






だったらその「特別」な作品が人物が書けなくては意味がない。


ひたすら書くしかない

分かっている

書いている

が、疑問だ

果たして書けているのだろうか??

評価は誰が下すのか?

それは分からない。







分からないが書きたいのだ。

痛みで血が吹き出た、破けたばかりの胸に手を捻り込み、心臓をズタズタに切り裂き

地面に真っ赤に咲いた血の池に映る、綺麗な月にツバを吐きかける様な

そんな人が書きたい。





きっと私は、そんな人間なのだ。

自分に嘘をつくことなく

怖がらず

逃げず

向き合って書き続けよう。







大好きな人の受け売りだが

回転数を上げすぎて悲鳴をあげている私のネガティブエンジン×8機は、今日もゲリオン的な暴走をすることもなく走り続けついる(笑)


3月のライオン最高!!