秋の夜長

shu_chan20002009-09-11

ここのところ朝晩などは随分と涼しくなってきました。
というか、むしろ寒いぐらいの時もあります。



「夏も終わりだなぁ」と思わせる、何ともアンニュイ(笑)で短く儚い、しかし食べ物が美味しい季節ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか??



最近の私は、執筆に、執筆に、執筆に「それ以外ないんかい!!」なんてぐらい執筆に勤しんでおります。








そんな私は一応“作家”です。

物語というか、世界というか、無から有を生むというか・・・・そんな職業です。

とにかく頭と指先と○○○を使い、新しいモノを産み出します。

しかしながら、その産み出した“モノ”は現実ではありません。
そりゃそうです私が産み出したのですから。
(現実に見え触れられると認識したら病気です(笑)即入院です)











しかし私が嘘だと思うと、世界は途端に嘘になり、空白で薄っぺらいモノへと変貌します。

時々思います、「何か嘘ばっかりだなぁ」なんて。

嘘も百篇つけば本当になる、なんてことはありません。あったらそれこそ病気です(笑)

しかしその嘘を信じ、本当にしようとする人が、人達がいます。

私はこれから百篇どころか、死ぬまで嘘をつき続けるでしょう。
それが本望だし望みです。


百でダメなら千、万とつき続け、共に嘘を作り続ける人達にだけは本当だと思ってもらおう。

たった1〜2時間だけは、仮染めの嘘を、素敵な本当にしてやろうと思う、長い長い夜でした。