秋の夜空・・・・・・・・・


秋の夜の寒さは
都会の濁った空気さえも
どこか清浄なものへと変えてくれそうな気がする


終電が終わり人のいなくなった淋しい駅前で
なんだがそんなことをぼんやりと考えていたら
いつの間にか時間だけが通り過ぎていた・・・・・


さぁ、そろそろ帰ろう
もうすぐ夜が明ける


そしてまた前へ一歩踏み出そう


考えたら自転車のペダルが少しだけ軽くなり
熱で火照った頬を冷たい風が覚ましてくれた